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 TA2020 - デジタルアンプ (キット製作)
[PCB]

以前から、メインで使っている自作アンプを交換したいなぁと思っていて、 ちょっと検索してみたらカマデンの デジタルアンプキットにスペシャル版が出ていました。

ちょうど論文の現実逃避気分転換にちょうどいいかな、と思って、 組んでみました。

2005.03.12
その後のコンデンサ交換について追記しました。


1. 仮組み
カマデンから通販で TA2020KITのスペシャル版を購入。 ノーマル版は以前から若松とかで見掛けていたけど、 なんとなく買う気になれなかった。けどスペシャル版はなんかよさげ。 コイルとかよさげだから?

論文の合間に組んでみる。
TA2020のデータシートを片手に、たいして部品点数もないのですぐ組み上がる。
鳴らす前から部品を交換。電源のパスコンをOS-CONに。手持ちがあったからです。 あと、出力段のRCフィルタにZランク積層セラミックはちょっと…と思ったので、 これも手持ちのフィルムコンデンサ(Dランク)に。

組み上がったらテスト用のSW電源につないで、試聴。
うーむ、なかなか面白い。ちょっと低音が足りないかな…? プリアンプかまして低音ちょっと上げてやるとかなりいい感じです。 ノイズ聞こえないし、クリアに聞こえるし、なんか立体感あるぞ。
これはけっこうよさげ。


2. いじる
ふつうに聴いてるだけではデジタルアンプかどうかわからんので、 オシロスコープで観測してみました。

写真がないですが、出力LCフィルタの前、ショットキーダイオードのあたり、 思いっきりスイッチングしてます。面白ぇ(笑) 0Vから12Vまでばきばきフルスイングしてるし。 スイッチング周波数は1MHzくらいの模様。 こいつはまちがいなくデジタルだ。
LCフィルタ後は、スイッチングノイズが50mVくらい残ってますが、 これは聞こえないだろうし、よければBTLなのでキャンセルされるんでしょう。

電源ライン、低音が出たりする時にmV単位で微妙に変動あり。
これのせいで低音出ないのかな…?


3. ケース組込み準備
メインアンプとして使用に堪え得るだけの性能があることがわかったので、 ケースに組み込みます。

何故か手許に余っていた薄型ケースを使用。 まぁせっかくだから金メッキコネクタとかノイズフィルタ (これも何故か手許に余ってた)とか使いましょうか。 ボリュームは貧乏アッテネータ(笑)で。
低音が出ないのがどうも電源のせいっぽいので、 電源ラインに大きめのコンデンサを突っ込むことに。 電源をラムダのVS-30にすることにしたので、 許容容量は10000μF。

海神無線で、なんとなくネットで検索してよさげだった BlackGateを購入。 16V4700μF×2。ちょうど店員さんが「BlackGateは低音出るんですよ」 みたいなことを話していたので、まちがいなかろう(笑)
しかし16V4700μFが1本で1350円ってアホですな。ありえない(汗)。 そのへんの汎用品なら1本せいぜい100円ですぜ。 MUSEのでっかいのでも 800円くらいだったのに。
まぁ高級ブランドバッグみたいなもんってことで!


4. ケース組込み
こんな感じ。
[INSIDE THE CHASSIS]

小さいケースに突っ込んでるのでちょっとムリムリです。
電源とアンプ基板との間に遮壁つけたほうがいいかな? BlackGateからアンプ基板への配線ももっと短くしたほうがいい気もする。
20Wはどうせ出さないのでヒートシンクは省略(笑)。
あ、アンプ入力のコンデンサをBlackGate Cの4.7μFに換えました。これはまぁ、気休め。


5. できあがり
[APPEARANCE]

なんかのっぺりであっさりしてるなぁ。 小さいし、これで20Wパワーアンプだとは思えん。
ちなみにうしろはこんな↓

[BACKPANEL]

こっちはまぁ、アンプっぽいかな。


6. さらに試聴
電源にコンデンサ入れたからなのか、それがBlackGateだからなのか、 はたまた私の耳が慣れたからなのか、最初より低音しっかりしてます。 スピーカがちっちゃいからか、ずしんとはこないけど、自然。ちゃんとしてる。
こんどはプリアンプかますと逆に不自然。きもい。 うーん、こんなに変わるものなのかなー? 耳の慣れにしてもやっぱりなんか良くなった気がする。

まぁ、なんにしろ、良い。これはいいものつくりました。
CDプレイヤーがようやくまともな相手を手に入れました(苦笑)。
でかいスピーカ鳴らしてみたい。


7. その後
その後、電源の電解コンデンサや入力のカップリングコンデンサを いくつか変えて使用してみました。
劇的ではないにしろ意外と変わるもので、なかなか面白いです。

電源パスコン 入力カップリング インプレッション
BlackGate
4700μF×2
BlackGate C
4.7μF
低音よく出るが、ちょっとうるさいと感じることも。低音以外は…?。そこそこ迫力あるがちょっと物足りない。
東信工業 UTWRZ
4700μF×2
BlackGate C
4.7μF
かなり軽い。静かで頼りない雰囲気。素直といえば素直なのかも…?
ELNA DUOREX II
4700μF×2
ELNA SILMIC
10μF
柔らかい音。しっとりした雰囲気が良い。中音域は良好、低音はちょっと軽いかも。
Nichicon MUSE KZ
1000μF×3
Nichicon MUSE KZ
10μF
重厚。ずっしりと重い雰囲気。だがバランス良。低音はBlackGateほどは出ないが、どういうわけか存在感は上。

私はこの中ではKZ+KZがいちばん好みでしょうか。現在はそれで使ってます。

ちなみにKZだけ電源パスコンの容量が小さいのは、 外形が大きくてケースに収まらないから(苦笑)。 ケースが大きかったら9000μFくらいまで上げて試してみたいものです。

音質に飽きたらコンデンサ交換、はそこそこ使える手段かもしれません。


2004年1月製作

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 ©masa-u 2003-2006 (webmaster(at)mbin.jp), 無断転載厳禁。リンクはご自由に。 2006年2月12日 1時47分 更新