シンガポールを語る上で外せないのは「狭い」という事実。その制約から、商店街はことごとくコンプレックスビルへ「収納」されています。
そんな中で、コンピュータや電子デバイスに関連した店だけをテナントに持つショッピングビルがあります。
都心からちょっと東へ行ったところにある Sim Lim Square (シムリム スクエア)が
それで、「シンガポールのアキハバラ」などと言われたりすることも。
そんな一風変わったショッピングセンターを紹介します。
まずは外観。
変なパイプ(恐らく地下駐車場の排気管)がにょきにょきしていたり、なんとなく「近未来」っぽい仕立てです。
中に入ると早速こんな感じです。もうエレクトロニクス一色。
Athlon64の大看板がありますね。2004年3月なのでまだ出はじめのころでしょうか。
上から中を俯瞰してみましょう。
巨大な吹抜けのまわりの周上に店舗が並んでいます。周回路は裏にもう1本、計2本あるので、けっこうな数の店があります。
空中に店舗がせり出すようにしてあるのは日本じゃなかなかないですね。地震のない国だからこういうこともできるのでしょう。
反対側から見るとこんな感じ。
PCショップのひとつ。
いかにも秋葉原にありそうなたたずまいじゃないですか。
右のでかい立看板に貼ってあるのは価格表。ますます秋葉っぽいですねぇ。
このころは日本ではDVD-Rが流行りはじめたころですが、シンガポールではCD-Rが全盛でした。大量にCD-Rが積んであります。
シンガポールはどちらかというと生産国なのですが、
新製品の早さという点ではちょっと日本にひけをとっている感じでした。
価格も秋葉原と比べてしまうと2割〜3割くらい高く、
必ずしも生産拠点が最新最安ということにはならないようです。
エレベータ前のちょっとしたホールになっているところではPhilipsが液晶モニタのプロモーションを行っていました。
日本ではPhilipsのモニタって見ないですね。けっこう画質もよさそうな感じでした。17インチで$800前後(6万円くらい)。
モニタの上にSAMSUNGの文字が貼ってあるように見えるのがありますが、このSAMSUNGは後ろの手すりに貼ってあるポスターです。そのへんは気にしないらしい。
他のPCショップ。
CD-Rの人気は恐るべきもののようです。
よく見ると「90分 800MB」なんて書いてありますねぇ。
本当なんでしょうか。
写真を撮った時に気付いてれば買ってこれたなぁ。
PCショップと比べてしまうと数は多くないですが、
電子パーツ屋さんもあります。
PCゲーム専門店。
見た感じ最も「ヲタ」っぽいのはこの系統の店でした。
こんな感じで、確かにけっこう秋葉原っぽくて面白いショッピングセンターです。
一方で秋葉原と根本的に異なるのは、所謂「ヲタショップ」がないこと。
せいぜい写真のPCゲーム専門店くらいでした。それも3Dものばかりで、
ギャルゲーやエロゲーの類はありません。
日本の漫画がそれなりに浸透しているようだったのでヲタショップもあるのかと
変な期待をしてきたのですが、
PC→ヲタという式はここでは確立されていないようです。
さらに秋葉と違うのは、家電系のお店がないこと。
そういうのはデパートやスーパーの電器屋さんのほうが得意なようです。
ちなみに、価格を出さなかったりして詐欺っぽいことをする店もあったりするので、
1階とかの明らかに観光客相手のところは注意です。
もっとも、価格からいっても、ここで買うより日本で買った方がずっといいのですが。
リンク
Sim Lim Square のホームページは存在しないようです。
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